協働ロボット比較 2026年版:省力化投資補助金対応おすすめ機種

製造業の人手不足解消に欠かせない協働ロボット。安全柵不要で人と同じスペースで稼働できるため、中小製造業でも導入しやすくなりました。主要3メーカーの代表機種を比較し、省力化投資補助金での活用法を解説します。

省力化投資補助金の補助額

従業員5人以下:最大200万円 / 6〜20人:最大500万円 / 21人以上:最大1,500万円(補助率1/2)。カタログ登録済み機種は先着順で審査不要です。

協働ロボット 主要製品一覧比較表

協働ロボットの主要製品を一覧比較します。価格・補助金対応・おすすめ用途から最適な製品を選びましょう。

項目ファナック CRXシリーズユニバーサルロボット UR e-Series川崎重工 duAro / RS007N
メーカーファナックUniversal Robots川崎重工業
価格帯250〜500万円200〜450万円200〜400万円
補助金対応カタログ登録済み(一部機種)カタログ登録済みカタログ登録済み(一部機種)
おすすめ用途精度が求められる金属加工・組立工程パッケージング・検品・マシンテンディング食品加工・組立・双腕作業が必要な工程

ファナック CRXシリーズ の特徴と評価

ファナック CRXシリーズ

メーカー

ファナック

参考価格

250〜500万円

補助金対応

カタログ登録済み(一部機種)

おすすめ

精度が求められる金属加工・組立工程

主な特徴・機能

  • 可搬重量5〜25kg(5モデル展開)
  • ダイレクトティーチング対応
  • IP67防塵防水
  • 産業用ロボットの信頼性

メリット

  • 国内最大手の安心感とサポート網
  • 産業用ロボットで培った高い精度
  • 豊富なオプション(ハンド・ビジョン等)

デメリット

  • 他社比で価格がやや高い
  • 初期設定にSIer支援が必要なケースが多い

ユニバーサルロボット UR e-Series の特徴と評価

ユニバーサルロボット UR e-Series

メーカー

Universal Robots

参考価格

200〜450万円

補助金対応

カタログ登録済み

おすすめ

パッケージング・検品・マシンテンディング

主な特徴・機能

  • 可搬重量3〜20kg(UR3e/5e/10e/16e/20e)
  • プログラミング不要のティーチング
  • 世界シェアNo.1
  • 豊富なUR+エコシステム

メリット

  • 直感的な操作で現場担当者が扱える
  • UR+で周辺機器の互換性が高い
  • グローバルでの導入実績が最多

デメリット

  • 海外メーカーのためサポートは代理店経由
  • 重量物(20kg超)の対応はURe20限定

川崎重工 duAro / RS007N の特徴と評価

川崎重工 duAro / RS007N

メーカー

川崎重工業

参考価格

200〜400万円

補助金対応

カタログ登録済み(一部機種)

おすすめ

食品加工・組立・双腕作業が必要な工程

主な特徴・機能

  • duAro: 双腕型で繊細な作業が可能
  • RS007N: 高速ピック&プレース
  • 国産メーカーの手厚い保守
  • 食品・医薬品対応モデルあり

メリット

  • 双腕型(duAro)は組立・検査に特化
  • 国内メーカーでサポートが迅速
  • 食品衛生対応モデルが充実

デメリット

  • duAroは可搬重量が小さい(片腕2kg)
  • URやファナックほど周辺機器の選択肢が少ない

協働ロボットの比較ポイント解説

協働ロボットを選ぶ際に重要な比較ポイントを項目別に解説します。

可搬重量

ファナックCRX-25iA(25kg)が最大。URe20(20kg)、川崎RS007N(7kg)の順。重量物ならファナック一択。

プログラミング容易性

URが最も直感的でプログラミング不要。ファナックCRXも改善中だがSIer支援が安心。川崎duAroは比較的簡単。

周辺機器の充実度

URのUR+エコシステムが圧倒的。ファナックも豊富。川崎は国内パートナーが充実。

サポート体制

ファナック・川崎は国内直販サポート。URは代理店経由だが対応は良好。保守契約内容の比較が重要。

協働ロボットの省力化投資補助金シミュレーション

従業員規模別の協働ロボット導入シミュレーションです。省力化投資補助金で自己負担を最大半額に圧縮できます。

小規模製造業(従業員5人以下)

導入機器

UR5e 1台+ハンド

投資総額

350万円

補助金額

175万円

自己負担

175万円

中規模製造業(従業員6〜20人)

導入機器

ファナックCRX 2台

投資総額

800万円

補助金額

400万円

自己負担

400万円

大規模製造業(従業員21人以上)

導入機器

ファナックCRX 3台+ビジョン

投資総額

1,800万円

補助金額

900万円

自己負担

900万円

※補助金額は従業員規模別の上限額と補助率1/2のいずれか低い額が適用されます。賃上げ要件達成で上限額の上乗せも可能です。

協働ロボットの選び方まとめ

協働ロボット選びの第一歩は、自動化したい作業の重量・精度・速度の明確化です。軽量品のパッキングならUR、重量物のハンドリングならファナック、繊細な両手作業なら川崎duAroが適します。カタログ登録済み機種は先着順で申請可能ですが、SIerによるカスタムが必要な場合は一般型での申請を検討してください。

専門家に相談しましょう

協働ロボットの選定と省力化投資補助金の申請は、機器の専門知識と補助金の制度知識の両方が必要です。当サイトでは経験豊富な中小企業診断士を無料でご紹介しています。「無料で相談する」ボタンからお気軽にどうぞ。